スペインやラテンアメリカの人々は、情熱的で濃厚な恋愛をしているイメージがありませんか?日本では考えられないような熱いキスを交わしているカップルを、路上で見かける事は珍しくなく、彼らは人目を気にせず愛し合っています。
そんな恋がしたい方もちょっと恥ずかしい方も、この記事を読み続けていただければ読み終わった時には気分はラテン系!誰でも覚えられるこのスペイン語を使えば、恋人でも友人でも簡単に出来ちゃいます。スペイン語で恥をかかない為の禁句ワードもありますので、ぜひ最後までお付き合いください。
さて、そんなラテン系の人々とはどんな性格かと言うと・・・
楽観的で将来の不安よりも今を楽しむ
情熱的で愛情表現が豊か
自分アピールは絶対!自分の意見はなかなか譲らない
こんなラテン系の人の考え方を理解出来ない日本人も多いかもしれませんが・・・(笑)こんなラテンの血が流れた人と話せる機会があれば、自分の人生観も少し変わるかもしれません。
現在、日本に在住している外国人はなんと過去最高の223万人だと言われています!
中国・フィリピンなどのアジア系外国人が多く割合を占めていますが、欧米人も街でよく見かけますよね・・・。これからグローバル社会が進み、さらに2020年には東京五輪オリンピックが開催されます。
これからは、外国人もあなたと肩を並べて日本で暮らしていく時代です。
もし、あなたが英語以外の外国語を少しでも喋れたら・・・友人よりも一歩リード出来る事は間違いなしです。世界で多く使われている言語は、中国語が1位、英語が2位、次いでスペイン語・ヒンドゥー語と続きます。
そう思っている方は多いでしょう!確かに・・・言語は難しい。
しかし!
[su_box title="スペイン語の特徴" style="glass" box_color="#a2b6f9" radius="5"]日本語の発音とよく似ていて覚えやすい! アルファベットをローマ字読みするだけ![/su_box]
実は、スペイン語の特徴から初めての方でも学びやすいのです。そこで、誰でも超簡単!に覚えられて明日から使えるスペイン語をここで教えたいと思います。
明日から使えるスペイン語
ここで、学んでもらう為のポイントとして覚えてもらいたいのは「超簡単!」に誰でも覚えられて「明日から使える」スペイン語だと言う事です。
- 難しい文法の話は斜め読み!覚えないでOK
- とりあえず意志疎通が出来る単語をピックアップ!
- スペイン語を日本語で覚える!!!
- ポロっとつぶやいた日本語がスペイン語で通じてしまう禁句ワード紹介
スペイン語でサッカーの中継をしているリポーターの言葉が、日本語に聞こえた事はありませんか?
スペイン語は、英語と違って母音がはっきりしているので日本人には発音しやすい言語でもあります。その為、スペイン単語・文章が日本語でも意味をもつ事が多く、同じ意味を成したり時には正反対の意味になる事もあります。
では、明日から使えるスペイン語講座始めましょう。
ペラペラ[pera pera]
人を呼び止める時、一緒にいる人に自分の事を待っててほしい時に使います。
動詞:esperar(エスペラール)は「待つ」「期待する」を意味します。
espera me(エスペラ メ)=(私の事を)待って!
※スペイン語は、主語によって常に動詞が活用されます。基本的には、語尾が規則的に活用されますが例外もあって...と、今回は難しい話はやめておきます。
人を呼び止める時、自分を待ってほしい時の正式な言い方は「espera me(エスペラ メ)」ですが日常会話で短縮されてよく使われるのは、「pera pera(ペラペラ)」これは、毎日使いますね!
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パラパラ[para para]
何かの動作を止める時、立ち止まる時に使います。英語のstopと同じ意味ですね。
動詞:parar(パラール)は「止まる」「やめる」を意味します。
para(パラ)=やめろ、止まれの命令形で使います。
こちらも、日常生活の会話で2度繰り返して使われることがよくあります。
スペイン人は、2度繰り返すのが好き!
Hola hola (オラ オラ)=≪挨拶≫ どうも、どうも
bien bien(ビエン ビエン)=≪絶好調の時≫ 元気、元気!
sige sige(シゲ シゲ)=≪継続する≫ 進め、進め
日本人も同じですかね・・・
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見ら[mira],見らんどって・・・
これは、なんと日本語と同じ意味で使えます。
動詞:mirar(ミラール)は「見る」を意味します。
mira me (ミラ メ)=私を見て!
相手に何かを見てほしい時、指さしをしてmira(ミラ)と言うと通じます。
さらに・・・西の方言で「見らんどって!」女の子が使うと可愛いですよね(笑)
mirando te(ミランド テ)=あなたの事を見ている
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ダメ[dame]
ダメ?こんな言葉がスペイン語として通じるの?
そうです。しかもこの言葉は、日本語とは反対の意味として使われます。
動詞:dar(ダル)は「与える」を意味します。
da me(ダ メ)=私にちょうだい!
何かを取ってほしい時には、指刺しをして「dame(ダメ)」と言えば渡してくれます。日本語では否定語なのに、これで「ちょうだい!」を意味するとは、面白いですね。
ちなみに、「これ=esto(エスト)」を付け加えると指刺しだけでなく、言葉でも伝えられるのでよりいいでしょう。
dame esto(ダメ エスト)=これちょうだい!
初対面の人には「お願いします=por favor(ポル ファボール)」を付け加えると、感じがよくなりますので好感度UPです。家族、友人、恋人などの親しい仲になれば、「お願い!=por fi(ポルフィー)」と省略すると可愛い感じが出ます。
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シー![si]
シー!日本語の静かにしてほしい時のシーとは、ちょっと発音が違いますが・・・「si(シー)」これは、YESの意味です。とっても簡単ですね。
ちなみに、NOはスペイン語でも同じNOです。覚えておきましょう。
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ベン、アキ[ven aqui]
ベンちゃんとアキちゃん・・・ちょっと無理やりですが(笑)
こっちにおいで!と、人を呼ぶ時に使えます。
動詞:venir(ベニール)は「来る」を意味します。
指示副詞:aqui(アキ)は「ココ」を意味します。
ven aqui(ベン アキ)=ここにおいで!
スペイン語圏のいい感じの人を見つけたら、とりあえず「ven aqui(ベン アキ)」と言って、自分の隣に座らせちゃいましょう!話が出来なくても、一歩リードです!
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米[come]
食事の際に使うことができます。
動詞:comer(コメール)は「食べる」を意味します。
come(コメ)=どうぞ、食べて!
食事中や、人に何か食べ物を勧める時には「come(コメ)」の一言で通じます。遠慮している人に対して、繰り返して使う事もあります。
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明日、また~にゃ[hasta mañana]
日本語でそのまま想像してください!
友人と別れる時に「明日、またね!」・・・そう、同じ意味で通じます。※ちょっとコツがいりますが(笑)
明日をちょっと東北弁のように、「明日=アスタ」と発音
「また~にゃ」と覚えるけど、本来は「まにゃ~な」
しっかりとした発音ではなくても、明日もしスペイン人の友人が出来たら「hasta mañana(アスタ、マタ~ニャ)」と別れ際に言えれば合格です。100%通じます!慣れてきたら、「マタ~ニャ」を「マニャ~ナ」に変えていきましょう。
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手 消えろ[te quiero]
この言葉は、恋人にはとっても大事な言葉・・・愛情表現で使えます。
動詞:quiere(ケレール)は「~したい」「欲しい」の意味です。
te quiero(テ キエロ)=愛してるよ
「quiero(キエロ)=欲しい」と言う意味で使われる動詞ですので、後ろに何か名詞○○をもって来ることで意味が成り立ちます。
quiero una cerveza(キエロ ウナ セルベッサ)=ビールが欲しい
te(テ)はあなたを意味し、これをつなげることで「te quiero(テ キエロ)=愛している」と言う愛情表現になるのですが、この時には後方ではなく動詞の前方にte(テ)をおきます。
恋人はamor(アモール)、cariño(カリーニョ)などで呼びます。「mi amor(ミ アモール)=私の愛する人」
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禁句ワード!
スペイン語を学べば、もっと面白い事がたくさん出てきます。
例えば、「vaca(バカ)=雌牛」「ajo(アホ)=ニンニク」と言うように全く同じ発音の単語がたくさんある為、スペイン語圏の人と一緒にいる時には日本語が違う意味で通じてしまうことも・・・
ここからは、ポロっとつぶやいた日本語がスペイン語で意味を成してしまい大恥をかく、または相手に勘違いをさせてしまうと言った大変な事態が起きてしまうような禁句ワードをご紹介します。
あの~
勉強中のスペイン語を使って、頑張って会話をしている時に言葉詰まり、ついつい言ってしまいそうなこの言葉・・・「あの~」
気を付けてください!
ano(アノ)=肛門を意味します。
モコモコ
可愛いぬいぐるみを見て・・・
大きなアフロ頭の人の髪の毛を触りながら・・・ついつい「モコモコしてるぅ~」
気を付けてください!
moco(モコ)=鼻くそを意味します。
よー待て!
喧嘩して、立ち去ろうとする相手に向かって・・・ついつい言ってしまうかもしれないちょっと乱暴な口調の「よー待て!」
気を付けてください!
yo mate(ヨ マテ)=私は殺した! ちょっと意訳すると、「お前はもう死んでいる!」みたいなぁ?(←北斗の拳)知らない方、すみません(笑)
か~ごめ、かごめ♪
子供達の遊びうた・・・「か~ごめ、かごめ♪」これ、ラテン系の人には教えないでください。そして、日本のKAGOME(カゴメ)美味しいジュースも海外(ラテンアメリカ、スペイン)には、持って行かないでください!
なぜなら・・・・
cagar(カガール)=排便する + me(メ)=自分
cago me(カゴメ)=う○こがもれる
やめて
やめて・・・
「嫌よ、嫌よも好きのうち」なんて言葉も聞いた事もありますが・・・「やめて」は、とっても危険な言葉にかわります。
女性の方は特に!!気を付けてください!
ya(ヤ)=もうすでに + meter(メテール)=挿入する
例えばバスケットの試合中、相手チームが勝利しそうな時「やめてぇ~!」と叫んでもこれはゴールを促している事になります!
ya mete(ヤ メテ)=もう入れて!
相手チームはあなたが全力で応援してくれているのだと、勘違いして頑張って入れちゃいますのでくれぐれも・・・気を付けてくださいね!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
前半の「超簡単!明日から使えるスペイン語」後半は、「ポロっとつぶやくと危ない禁句ワード」楽しんでいただけましたか?とっても簡単なスペイン語なので、明日から使えそうですね。
ちょっとでも、このスペイン語がためになった、もしくは面白いと思っていただけた方は「いいね!」などSNSボタンでお友達に拡散してくれたら嬉しいです。
街でラテン系の人が道に迷っていたら・・・「ペラペラ」引き留めて、道を教えてあげましょう。
喧嘩をしているカップルを見かけたら・・・「パラパラ」ふたりの喧嘩を止めに入りましょう。
きれいな虹を見つけたら・・・「ミラ」友達に教えてあげましょう。
スペイン人が街で生ハムを抱えていたら・・・「ダメ、ポルフィ」生ハムおすそ分けしてもらいましょう。
ラテン系のイケメンを見つけたら・・・「ベンアキ」すかさず、自分の近くに呼び寄せましょう。
お腹をすかした子供を見かけたら・・・「コメ」日本の美味しいお米で作ったおにぎりをあげましょう。
世界で一番だと思えるラテン系の相手を見つけ・・・「テ キエロ」たくさんの愛を表現しましょう。
まだ、ラテン系のイケメンor美女に出会っていない方に素敵な出会いがある事を願っています。